100ハイを愛する筆者が語る、100ハイの実態と魅力

早大生のみなさん、今年も本庄早稲田100キロハイク、通称「100ハイ」の季節がやってきました。

100ハイは、埼玉県は本庄市からスタートし、丸2日かけてひたすら大隈講堂を目指して歩く、という非常にシンプルで意味のわからない行事でありながら、毎年1500人の参加者枠は争奪戦になるほど、大人気の行事です。

かくいう私も、100ハイを愛する早大生の1人です。今年も3回目の100ハイに出場予定です。

「あ…普通にドMの変な人が書いた記事か…」と感じたみなさん。記事を読み終わった頃にはなんでエントリーしなかったのかと自分の行動を心から悔やむことになるでしょう。

100ハイがそもそもどんな行事なのか、何が毎年1500人もの参加者を集める魅力なのか。バッチリ語らせていただきます。

「早稲田三大行事」の1つとしての100ハイ

本庄早稲田100キロハイクは、今年度で55回目を数える立派な早稲田の伝統行事です。東京マラソンが2017年でまだ11回目なので、ある意味、100ハイは東京マラソンより格式高いすばらしい行事といえますね。

100ハイは歴史があるだけでなく、早稲田大学学生生活課も、鎌田薫総長も、本庄市長までが認める、結構「公式」な早稲田の行事なのです。100ハイを理由に授業を公欠にしてくれる教授もいるとかいないとか…。
100ハイは早慶戦・早稲田祭と並ぶ早稲田三大行事である、という謳い文句は全然言いすぎじゃないわけです。

100ハイの主催者、早稲田精神昂揚会

さて、そんな100ハイ、主催しているのはかの有名な早稲田精神高揚会の会員で構成された100キロハイク実行委員会。

確かに見た目はちょっと怖い。
昂揚会怖い、、関わりたくない、、、そんな風に思う方もいるとは思いますが、「早稲田精神」とはなんたるかを知っているでしょうか。

これが幹事長の黒沢さんの思う「早稲田精神」だそうです。すてきですね。

黒沢さんは同時に「早稲田精神に定義はない」とも語っています。それぞれの早稲田生が感じる心意気や粋といったものが、「早稲田精神」らしいです。

彼らがちょっと怖いのは何事にも「本気」すぎるからかもしれません。大学生になると斜に構えて忘れがちになってしまう「本気」を常に見せ続けてくれるのが昂揚会であり、そんな昂揚会が生ぬるい日々を過ごす私たちに「本気」を思い出せてくれる行事こそが「100ハイ」なのです。

100ハイが伝統あるすてきな行事であることはここまでで伝えてきましたが、ここからは、100ハイという行事の魅力をより具体的に語っていきます。

魅力① 仮装

100ハイの参加者の半分くらいは仮装をしています。何故か、仮装をするのです。それも、本当にみんなやりたいように、クオリティも規模も様々に、好きな格好して歩きます。

あるものは武蔵野アブラ学会の店舗になりきり、あるものは巨大なはらぺこあおむしをダンボールで作りみんなで支えながら歩いたり。思い思いの仮装をした参加者たちが埼玉のど田舎の公道に所狭しと溢れる光景は、まさに「カオス」。お祭りです。

魅力② 縛りプレイ

毎年昂揚会が「縛りプレイ」なるものを用意し、志願者から選ばれた参加者は昂揚会の課した「縛り」で100キロを歩きます。

過去の例で言うと、コースに落ちているゴミを回収しながら歩く「ゴミ拾い縛り」や、ゴールまでに相方を見つけ漫才をしなければならない「俺とコンビを組んでくれ縛り」、なんと竹馬で歩く「白馬の王子様縛り」などなど、いろんな縛りプレイが存在します。

彼らは完歩したあとの閉会式で学注を披露し、一躍スターになります。道中では、見ず知らずの縛りプレイの参加者に「がんばってください!」なんて一般参加者が声をかけるという心の交流も生まれちゃったりして、ほんとつくづくすてきな行事ですよ、100ハイ。好き。

魅力③ バラエティ豊かなコース

100ハイは6区に分かれていて、区ごとに体育館で休憩をとります。6区それぞれが個性的で、飽きさせないのが100ハイの大きな魅力です。

1区は仮装がものすごい(みんな徐々に脱ぐ)し、2区は永遠に山道で気が狂うし、3区は暗闇の中また山道で涙出るし、4区は眠いし、5区は湖とかあって景色いい出だしからの青梅街道が一生続くし、6区の馬場歩きは紺碧歌いながら歩いて本当にエモいし、ところどころただの愚痴になっちゃいましたけど、こんな感じでほんとに飽きません。

あと、1区の休憩所では仮装大賞が行われたり、4区の休憩所(所沢キャンパス)では後半に差し掛かった最悪のタイミングでなぜか「所沢体育大会」が行われます。ちなみに、体育大会ではシャトルランとかします。

昨年の様子です。躍動感すごいです。

いや、すごいですけど、頭おかしいですよね。しかも優勝商品が10キロのダンベルで、こっからはこれ持ってってね!みたいなことが起こったりします。もう一回言いますけど、頭がおかしいんだと思います。こんな休憩所のコンテンツたちもまた100ハイの名物ですね。

あとは、休憩所といえば、3区ですね。3区の休憩所で一旦仮眠をとって次の日の4区が朝から始まるんですけど、3区の休憩所は超広大な体育館で、そこにものすごい数の人々が寝袋を広げて寝ます。こんな感じ。

またもやカオスです。湿布を貼ったりマッサージをしたり、思い思いに体をいたわってはいるものの、寝床は体育館の床です。しかも翌朝は5時に昂揚会がフライパンを叩きながら「起床!!」って叫ぶ音が鳴り響き、文字通りたたき起こされます。

どう考えてもあと半分歩くの無理!って全身の筋肉が起き上がるのを否定してきます。体育館中の顔という顔が絶望で染まってるあの空気感は印象的ですね。

まとめ

どうでしたか?100ハイのイメージ変わりましたか??
色々語ってきましたが、結局100ハイの魅力はやっぱり「本気にならざるを得ない環境で、何も考えずにゴールを目指す」っていう、簡単だけど、斜に構えてしまってなかなかできない体験ができるところだと思います。

足がマメだらけになろうとも、爪が剥がれて血だらけになろうとも、大隈講堂に辿り着きたいという気持ちだけが1500人の参加者を駆り立て続けるんですね。まるで人生、アツいなぁ。

 

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