広告コピーから学ぶ、自己紹介のコツ。

広告に使われている「キャッチコピー」は見ている人の心を掴む工夫の宝庫です。それを、「自己紹介」の場で応用する簡単な方法があれば是非とも使いたいと思いませんか?
そもそも、自己紹介で一番大事なポイントは「何を一番相手に伝えたいか」ということ。そして、自己紹介における主人公は「相手」です。相手がどう受け取るかがポイントなんです。そして、これは広告がどう相手に伝わるかを考えられている、というのと通じるものがあります。
では、その工夫を3つ紹介していきます。


1つ目は「数字を入れる」ということ。

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「数字」を使うことで相手により納得してもらい、信頼してもらえる効果があります。さらに、興味を持ってもらうきっかけとなり、相手の記憶に残る効果も期待できます。記憶に残れば、その後の会話もスムーズに進むことでしょう。

例えば…


まゆゆを追いかけて8年経ちました。彼女は0です。
元カノの数だけでサッカーチーム2個作れます。


では、広告のキャッチコピーでどのように数字が使われているか紹介します。

「たった2ヶ月で、このカラダ。」

ダイエットは年を取ればとるほど、難しくなり時間もかかるというのが常識。そんな常識を数字を使うことによって覆し、見た人に驚きと興味を与える効果をだしています。

二つ目は、「マジックワード」を使うということ。

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マジックワードとは、左にある4つの言葉。このマジックワード、よく本のタイトルに使われていますよね。まるで魔法にかけられたように本を購入してしまいます。近藤麻理恵さんの「人生がときめく、片づけの魔法」という本です。日常の動作である「片づけ」が人生を変えてしまう。人々が抱く「意外性」をうまく使った題名だといえるのです。

例えば…


 ひとりでディズニー
EXILEに出会って人生変わりました


三つ目は、「事実を全て伝えない」ということ。

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例えば…


「わたしはあの偉人の子孫です。」

「こんな大人になりたくないと言われたことがあります。」


これは少し難易度高めのテクニックです。「あの」「こんな」など一度伏せるような表現を使うことで「どういうこと?」「気になる」という感情を持ってもらいます。そうすることで、今後の会話のネタになるかもしれません。このテクニックの難しい点は、なんでも「あの」や「こんな」に置き換えてはいけないということ。興味を持ってもらえそうなコトと、「ふーん」と流されてしまう、このギリギリのラインにあるような自分のエピソードに「事実を全て伝えない」テクニックを使ってみましょう。

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