【インタビュー】早稲田祭の土台を支える人たちって?【早稲田祭2017】

大学内のイチョウも色づき、いよいよ早稲田祭2017が目前に近づいてきました!キャンパス内もとっても活気づいているようですね。そんな早稲田生のお楽しみ・早稲田祭を支えている存在こそがそう、「早稲田祭運営スタッフ」、通称「運スタ」の皆さん!
あらゆるところでお見掛けする運スタの皆さんですが、実は我々の目には届かないような地道な作業も担ってくれているんです。そんないわゆる「裏方」のお仕事をクローズアップすべく、我々は今回、運スタの中の「会場整備局」という局の中から「安全チーム」「環境チーム」の2つのチームの代表の方にインタビューさせていただきました!
※運スタ様のプロ意識に感動したあまり、某番組風に執筆してしまいました

①安全チーム 菅原佐恵さん


会場整備局の中で「安全チーム」というチームでチーフを担っている菅原佐恵さん。気さくで朗らかな雰囲気の菅原さんは、早稲田祭の「安全」を守る重要な仕事を担当されています。
その内容をさっそく伺いました。

仕事内容は主に安全管理に関してですね。例えば交通整備です。またその他にも、もし早稲田祭中に地震とか大災害が起こった時に、運スタはどういった動きで参加者や来場者の方にどう対応するのか、大学とどう連携するのか、そういったことを資料にまとめています。あとは、準備日に車両を入れて屋内外の企画を準備しています。
その時も、好きな時に好きな車が入ってきたら危ないので入校の管理も行っています。当日は校内外ともに交通整備を指導しています。


チームの第一希望から第三希望まで選べるのですが、実は私、当時この仕事を第三希望にしていたんです(笑)第一希望は参加団体・参加者の対応をする部署でした。

でも、会場整備の局、その中でも環境対策するか、備品管理か、来場者対応か迷った時にはっぴ着て警備している姿を見て安全チームが一番かっこいいなって思って決めました!祭が大好きで、高校では体育祭とか文化祭もガチってました。なので、早稲田でも絶対学園祭運営やろうと思っていたんです。


当日は2日間で約18万人もいらっしゃるので、激混みじゃないですか(笑)
シフト入って警備するとき、ただ「そこ寄ってください!!」とか、自分の思い通りになるための声かけとかしたり、うまくいかなくて口調が荒くなって叫んでしまったりとか…もありました。
そこで私が今年の安全チームを発足した時、今年どうしていこうかって考えた時に、チームのみんなが「感謝を忘れないようにしたい」という目標を掲げたんです。
来場者の方は私たちに従わなきゃいけないわけじゃないけど、私たちは早稲田祭を安全に回すためには左側通行のところは左側を通って欲しい。そこのさじ加減が難しくて、だからこそご協力してくださった皆様には、ありがとうございますって声をかけたり、来場者対応もどんなに忙しくてもひとつひとつ対応に丁寧に取り組むことにしました。
だから、祭じゃなくても普通の時に道を聞かれたらとっても丁寧に答えることができるようになりました(笑)
あ、あと馬場でおばあちゃんに道を聞かれたり話しかけられると嬉しいですね。
警備員のバイトなどもやってみたいです。興味あります(笑)


当日の体力消費量はハンパないです…。
準備期間は、AEDの使用をはじめとした救急救命の訓練を、消防署の方に講習をお願いして指導してもらっています。当日は他の部署の運スタも警備をたくさんやるので、「警備ってこうやってやるんだよ」っていうのを教える講習をやったりするので訓練を行ったりしています。あとは、私達って「翌日の午前中で完全復元します」と大学に言って早稲田祭を運営しているんです。
そのため、二日目の夜中精一杯作業を行って、また翌朝5時からまた復元作業の続きをします。今はほとんどパソコン見て、安全チームが当日あらゆるトラブルに対応するために、全部の警備を理解してなきゃいけません。他部署の計画とかも全部です。それらを理解した上で、当日に適切な判断を迅速におこないます。とんでもない量の計画を覚えて、今は最終調整の段階です
私たちのチームは新規の1年生も統括するので彼らの不安を取り除いてあげつつ、だんだん緊張しているのもわかるので、かわいいなあって見守っています(笑)


ちょっとかんがえますね。ちゃんと(笑)

そうですね…
1年間、この2日間のため「だけ」にひたすらやってきたわけで、当日は「集大成」ですね。
どう転んでも、よくも悪くも転んでも、私たちが1年間作り上げてきた早稲田祭なんだなってことを、目をそらさないで受け入れるために、今まさに、ラストできることを頑張って詰めているところです。

会場整備はどこもそうですけど、安全チームは当日も警備するし、準備日になにするかっていうとキャンパスのベンチやゴミ箱が来場者に方にとってに邪魔にならないように、参加団体が使ったりするので全部移動します。全部です。
これは会場を安全に運営するためだけではなく、私たちの意識としては、「会場の基盤になる部分を作っている」という感じです。縁の下の力持ちのように、基盤を作る活動です。基盤の上に、みなさんの笑顔があるんです!
そういう意識のもとでずっとずっと活動しています。当日はご飯も食べれず、水しか飲めない中2日間やるのでめちゃめちゃきついですが…(笑)

なんでしょう、心配せずに早稲田祭を思いっきりのびのびと楽しんでくれたら幸いですという感じです。意識に安全チームの活動が上らないことが実は一番大事だったりします。
それこそ逆に私たちが過度に学内の中を封鎖すると、来場者の方が不快に思わせたり、せっかくの雰囲気が台無しになってしまします。そういうことはやりません。例えば封鎖装飾の工夫。封鎖しているんですけど、見た目はガーランド。来場者の意識に上らないうちに、しっかり封鎖を行える。ちょっとした工夫をしています!

②環境チーム 高梨綾希子さん


次に取材させていただいたのは、同じく会場整備局で環境チームのチーフを努めている高梨綾希子さん。とても和やかな雰囲気で明るい印象の高梨さんですが、早稲田祭においては菅原さん同様とても重要な役割を果たしています。

会場整備局は、会場を整備し、会場を作るお仕事です。私は所属している環境チームは基本、早稲田祭で発生したごみの処理を行います。環境に優しいごみ処理の在り方も考えていて、トイレの個室をきれいに保つためにポスターを貼ったり、花をおいてトイレ装飾したりする予定です。サイトやツイッターではこの取り組みの広報も合わせて行っています!

また今年初めて、飲食の屋台ででた廃油を集めてキャンドルをつくる企画を準備しています!ごみ処理だけをやる部署だと思われたくないと考え、廃油キャンドルを今年企画しました。


来場者の方には1人につき2つキャンドルを作っていただき、そのうち1つは早稲田祭2017当日の装飾として用いる予定です。事前予約も必要なので、詳細・ご予約はこちらからご確認ください!

まず環境に関してはもともと興味がありました。そして運スタの入会説明会があった時に、環境チームは撤収日が朝の4時30分に集まると聞きました。そこで「自分は朝が早いからここにしよう!」と思いました(笑)
あと、チームや先輩方の雰囲気がよかったことも決め手です。運スタは各局や各チームによってやっていることが違うので、その内容にあった雰囲気が生まれるんです。

早稲田祭当日、特設ごみ箱を設置してひたすらごみをまとめるのですが、その際に来場者の方から「がんばってください」と言っていただけた時は嬉しかったです。その特設ごみ箱というのも、夏休みから自分たちでひとつひとつ作ります。
全部できあがって設置した時に感じる達成感と、撤収をやりきったときの達成感は他では感じることのできないものだと思います…!他にはそうですね、出店団体の方が一緒に分別を手伝ってくださったこともありました。
集積所にいると、一緒にやってくれたりねぎらってくれたりする団体さんがいらっしゃるんです。そういう人達に出会えると、笑顔になるしその後の支えになります。
あとは、普段大学の掃除をして下さっている方々への感謝の気持ちが強くなります。普段生活している学内、そして早稲田祭でも、みんなが当たり前と思っている環境を作り上げる人の存在がいることを改めて知ることができます。

一番大変なのは撤収日の4:30集合です。撤収日は遅刻厳禁なので、大学近くのカラオケで一晩過ごしたりして朝に備えています。あとは、仲間とウィークリーマンションを契約してみんなで使っています。みんなと過ごすのは楽しいですが、疲れて寝るだけの場所になってしまいますね(笑)

面白い経験は…そうですね、早稲田祭全体で、ごみが約13トンも出ます。その景色は、参加団体はもちろん、運スタでも一部のひとしか見ることが出来ません

―ものすごい量ですね。
そうなんです。長靴とレインコートを着てごみの山に上って作業します。これを全部集積所からパッカー車に移すんです。環境チームの仕事は体力勝負ですよ。

ごみを出す人にとってごみは出すだけのものだけど、自分たちにとってそれが一か所に集まると感慨深い景色になります。
…とは言え、参加者にとってはごみのことは気にしてもらわなくていいというか、気にしないでほしいです。
それが自分たちの存在意義=早稲田祭の根っこづくりだと思っています。今年の早稲田祭のキャッチコピー「その一瞬に華ひらけ」ですが、私たち環境チームが土台を固めることで参加団体や来場者の方の華が沢山ひらいてほしいと願っています…!

うーん、なんだろう……。
早稲田祭全体として言うなら、「巨大だけど、変えることが出来るもの」ですかね。今年のキャンドル企画のように新しい試みを始めたりすることもできますし、その企画から少しずつでも変化を生み出せると思っています。

今年の早稲田祭2017に特化していうと「私の一年間全部」です。去年の12月ごろからずっと、環境チームのこと、ごみ処理のことを考えてきました。私たちにとって準備や撤収作業を含めて5日間が当日。この5日間のために一年間生きてきたといっても過言ではありません。

私たちは目立ってはいけない仕事なので難しいですが…(笑)とにかく、来場者の方には早稲田祭を楽しんで欲しいです。今年の早稲田祭は中心となってつくってきました。参加する方全員に、その場を精一杯楽しんで欲しいです!
廃油キャンドル企画にもぜひいらっしゃってください!

終わりに

大変お忙しい中インタビューにご協力してくださった菅原さん、高梨さん、本当にありがとうございました!
お二方とも大変な作業をしているにもかかわらず、「自分たちの仕事が目立たないことこそが自分たちの仕事」と共通して仰っていたのでまさにプロフェッショナルでした。この記事を読んで、早稲田祭は表に出る団体だけではなく、参加する一人ひとりが作り上げるものだということを改めて感じていただけたら幸いです。彼女たちが作り上げた快適な会場で早稲田祭2017を楽しみましょう!!

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