こんにちは!ワセアド編集部です。
「こんなはずじゃなかった…」
そんな声が日本中から聞こえてきそうな2020年7月。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。筆者は迫りくる期末レポートの山に震えております。1年生のころの計画性は一体どこへいったのだろう。
さて、先日の早稲田大学の発表によると、秋学期の授業はオンラインを基本としながらも、教室での授業を一部再開するみたいですね!やったあ!
1年生はやっとリアルの大学生活をスタートできそうです。2、3、4年生も、そろそろ早稲田が恋しいですよね。
秋学期こそは、絶対に良いスタートを切りたい!!!!!!!!
そこで今回は、これまで色々なことを経験してきた早稲田大学の4年生に「後悔しない大学生活の送りかた」を聞いてきました。
Kさん 三大サークルの幹事長。
Gさん 大手コンサルの内定者。
Yさん 趣味と特技の極め人。
Nさん・Oさん サークル内美男美女カップル。
ずばり、大学生活やり直したい?
ーみなさんそれぞれ、充実したキャンパスライフを送っていそうですが…。
G 僕はやり直したいと思うね。そもそものスタートダッシュが失敗だと思ってる。サークル内での初めの立ち振る舞い、だね。組織の中でどういうキャラでいくかっていうのは大事だったな。
ー例えばどういう瞬間に「間違えたな」って思うんですか?
G うーん。いじられキャラとして確立したが間違いだったかな。あとは飲み会に呼ばれなかったとか(笑)1年の時にあまり飲み会行かなかったから。
O 逆に誘われたら行かなきゃ!って断れなくなっちゃう人もいそう。
G そうね。そういうのも含めて、うまく立ち振る舞っておきたかった。
ーOさんは学生生活やり直したいですか?
O やり直したい!特に勉強かな。4年生になってからやっと真面目に授業聞いてるんだけど、こんなに面白かったのか!と気づくことが多くて。1年の頃からちゃんと受けていたら、考え方とか変わってたかもしれない。
ーそれ、めっちゃわかります…。
O あと、サークルと勉強を両立している人って、単純にかっこいいよね!
ーNさんはどうですか?
N 私も1年生からやり直したい派かな!
Y やり直したら、O(彼氏)と出会えない運命に変わっちゃうかもよ?
N んーそれは困っちゃうけど(笑)そこはどんな運命でも出会えるように努力する!(Oさん、にやける)
ーzoom越しで視線送り合わないでくださいよ!なんで一年生からやり直したいんですか?
N サークルでもっと積極的にコミットすれば良かった。今振り返ってみると、何もしてなかったな…。パフォーマンスサークル憧れてたんだけど、ビビって結局入れなかったんだよね(笑)
あとは授業で学部の友達作れなくて、お昼は学館前のサイゼリヤでぼっち飯してたの悲しかったな〜。
ーそんなことがあったんですね…。Yさんもやり直したい派ですか?
Y いや、俺はやり直したいこと特にないかな。
ーおー!なんかかっこいい。
Y あ、でもポジティブな意味でもう一回やり直せるなら、俺もパフォーマンスサークル入りたいかな。RIDE(早稲田のパフォーマンスサークルが集結する、無料の新歓公演のこと)の運営に携わっていたんだけど、パフォサーって、チャレンジを後押ししてくれるっていうか、頑張ってる人を応援する文化がある気がして。そういう環境っていいなと思ったんだよね。
O たしかに、兼サーしておけば良かったって思うことあるなあ。
(一同、深くうなずく。)
K 俺もやり直さない派!もう一回やり直しても、同じ大学生活送る気がする。サークル選びに成功したなと思うし、そこで散々遊べたから悔いはないね。人前で話すことが得意になったり、サークルを通して成長した部分も大きい。あと、実際に一回やり直してるからっていうのもある(笑)
ー一回やり直している…?
そう、前の大学を一年でやめて、早稲田に入り直してるから(笑)前の大学はやりたいことが違いすぎて楽しくなかったんだよね。だから今に悔いがないのかも!
ーめちゃいいですね!さすが幹事長だ…。
私のキャンパスライフ、これが自慢です!
ーKさん以外は割とみなさん1年生からやり直したいということでしたが、逆にこれは自慢できるよ!ってことはありますか?
Y ちょっと大げさな言い方になるけど、人生の余白を見つけたことかな。
ー(さっきからかっこいい。すごく憧れる。)どういうことですか?
Y 一生楽しめる趣味とか好きなことをたくさん見つけられたから、将来仕事以外にも楽しみを見出せそうだなっていう。写真とか映像制作とかボルダリングとか!
N それすごく大事だね。色々なことに時間費やせるのは大学生の特権だし!多趣味羨ましいな〜。
Y みんな壁登りいこ!
ーKさんはどうですか?
K 一生付き合える友達を見つけられたことかな。同期、先輩、後輩幅広く。サークルの仲間は、今だけじゃなくてこれからもいい距離感でいられる気がする。あとは、大学の友だちを自分の結婚式に呼びたいよな〜。
ー卒業しても会える友だち、大事ですよね。Nさんにとっての自慢はやっぱり…
N Oくんと付き合えたこと!
(一同、冷やかしの声。)
N 求められている答えを言っただけなんですけど!(笑)
補足すると、就活で「学生時代頑張ったことはありますか」って毎回聞かれるたびに、特にないなあと思ってて。一番頑張ったのって、Oくんと付き合うために努力したことかなって気づいたんだよね。
ーそれ、面接で言ったんですか!?
N 流石に言わなかった(笑)
ーですよね、びっくりした。Oさんはどうですか?
O 自慢できることか…なんだろう。学生のうちにお酒の楽しみ方とか宴会での振る舞い方を学べたことかな(笑)社会人になってから使えそう。
ーたしかに!(笑)大学生だから笑い話にできる失敗ってありますよね。
Gさんの自慢できることもお聞きしたいです!
G いろんな人と会って沢山の考え方に触れたことで、頭が良くなったんじゃないかなって思ってる。昔から物事をちゃんと考えるのが苦手だったんだけど、大学入って今まで出会ってこなかったような友達と話したり全く違う価値観に触れたりして変わったかな。
N 多様性を学んだのね。
G そうそう!
Y たしかに、俺も前までは「自分より上か下か」っていう縦の基準で生きてきたんだけど、大学入ってから「自分と異なっているかどうか」の横の基準にシフトした気がする。
G 違う価値観を尊重することを学べたのは、ひとり旅したことも大きいんだよね。全然知らない片田舎の駅でみかんをくれるおばあちゃんに出会ったり。俺の中には、正直知らない人に優しくするって価値観はなくて。でもそういうことに触れて、全然理解できない価値観だからって見下したり否定したりするのはよくないことなんだなって気づいた。「異なる価値観を認める価値観」が身についたと思う!
ー素晴らしい…。
G いま弟が隣にいるのよ。聞かれてるのすげー恥ずかしい(笑)
後輩たちに向けてアドバイス!
ー最後に、それぞれの経験を踏まえて後輩たちにアドバイスをお願いします!
O これは難しいね。誰に向けてのアドバイスかによって違うかも。
1年生に向けてだと、自分たちの時とは状況が全く違うし…。
G では、まずは前提確認から始めましょうか。(キメ顔)
(一同、爆笑)
ーこれが噂に聞くグループディスカッションってやつですね(笑)
勝ち抜いてきた人はボケも違うなあ。
ーじゃあ改めて、今の1年生に向けてということでお願いします!
O 俺が言えることは、「今のうちにたくさん単位取っとけ!」だな。コロナが収束するまでにしっかり単位を取って、遊べるようになった時に思い切り楽しめるように。
Y それはガチでいいアドバイスだね。全員に響くわ。
O いい彼氏彼女作れよってアドバイスしたいけど、こんな状況じゃ難しいからね。オンラインカップルって上手くいかなそう(笑)
K 俺は、「実家に住んでる1年生は、今のうちに高校の友達と遊んだり話したりしておくべき!」自分が地方出身だからかもしれないけど、大学入ると高校の友達と会うことって少なくなるのよ。それがもったいないなと。大学生になっても良い関係が続くように、今は高校の友達を大切にしてもいいと思う。特に地方出身者ね!
ーそうですね、今は実家にいる人も多そうだし!
N 私からは、「なんでもガチれ!」かな。自分自身の後悔から、1年生の時からなんでも積極的にやっておくことは大事だと思った。だから、恋もサークルも勉強も!って感じ(笑)
ー進研ゼミのキャッチコピーみたいですね(笑)
Y 俺もNさんに近いんだけど、「興味が湧いたことは全部やろう」だな。最終的に自分の好きなことをちゃんと見つけて、自分に向き合う時間にするのがいいと思う。
G ほぼ同じかも。「やらなきゃいけないこと」とか「役に立つだろう」ということをやるよりも、「自分の好きなこと」を見つけて極める方が絶対にいいと思う。それが結果的に将来役に立つんじゃないかな!
N 夢とかやりたいことがひとつあると、強く生きていける気がするもんね。
G コロナ禍でも諦めずに、それを探してみてください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いかがでしたか。
これまでの大学生活で様々な経験をしてきた4年生だからこその説得力があって、筆者は感動しっぱなしでした!
最後のアドバイスも1年生はもちろん、全大学生に当てはまるのではないでしょうか。
インタビューに協力してくださった5名の方々、ほんとうにありがとうございました!
家でオンライン授業を受けるだけの生活にもやもやを抱えているみなさん、
今月のレポート地獄を乗り切って、秋学期から最高のキャンパスライフを送りましょうね!!!!!!!!