皆さんこんにちは!!ワセアド編集部です。
今日も今日とて早稲田大学学部解体新書やっていきます。(過去記事はコチラ!)今回調査していくのは早大生のほとんどが実態を知らないと言われる理工学部です!(今回は先進、基幹、創造の区別はつけません。)
理工の三学部のみのキャンパスを持っていたり、理工生のみで構成されるサークルがあったりとなんとなく閉鎖的でミステリアスなイメージがある理工学部ですが、「忙しい」や「男子しかいない」など、様々な噂が飛び交っています。そんな理工学部について、現役理工学部生への取材を通して閉ざされたリアルを解明していきたいと思います!!!
通称「工場」と称される理工学部のリアルから目を背けるな!!!!
(理工キャンパス まじで工場みたいだね)
※この記事は主に取材した友人(3Kと呼ばれる3大きつい学科のうちのひとつ所属)の話に基づくものであり、あくまで主観ですのでその点ご理解お願いいたします。
男だらけ
人の雰囲気は…?
理工学部を語るにやはり外せない要素としては男子が多いという点です。ぶっちゃけマジで男子が多いです。マジで。学科によっては一部男女比がそこまで変わらないところもありますが、基本的には見渡す限り男の海です。ちなみに取材した友人(理工一年)の学科は女子20人男子140人と、圧倒的な男子率を誇ります。
そんな中でも強く生きるリケジョはリケジョ同士でめちゃくちゃ仲が良いです。同期の女の子が少ないがゆえに助け合わないといけないことも多く、結束が尋常じゃないほど高まります。心強いですね。
理工学部は学部が3つの割に学科が多いため、一つの学科で仲良くなりやすいです。受ける授業も一緒なので学科の友達とはずっと一緒にいることになると思います。なので、サークル等で友達を作れない限りは「学科は違うけど同じ学部の友達」はできにくいです。
恋愛面は…?
さて、大学生といえば恋愛ですが、理工同士のカップルは存在するのでしょうか。男女比が凄いことになっているので競争率も凄いことになりそうですよね。
取材した友人の学科によると160名中4人、つまり2カップルいるそうです。一見少なそうに見えるこの数字ですが、女の子が20人しかいないことを考えると1/10のリケジョに同じ学科内に彼氏がいることになります。これはなかなか高いのではないでしょうか。逆に男子でいうと1/70に彼女がいるということになります。1/70て…。そう考えると多いんだか少ないんだかわかりません。
全ての理工男子よ、彼女が欲しければサークルに入るかキラキラバイトをしような!!
ギチギチの時間割、ガチガチの授業
理工の時間割は凄いです。本当に。詰まりに詰まってます。文系のスカスカの時間割と比べたら一目瞭然です。(過去に比較した記事もあるので是非!)集合体恐怖症の人は逃げ出すんじゃないかな、ってくらいの時間割です。ほぼ高校です。文系の時間割を見て悲しい気持ちになりますが、「今は辛くても就職で勝てるから」と自己暗示をかけます。強く生きような理工生。
授業の雰囲気も高校っぽいです。みんな基本ガチガチにノートを取り、ちゃんと話を聞いています。いやそれが当たり前なんですけどね。
みっちりの時間割にゴリゴリの授業、これはどう考えても大変です。高校生ならこなせたかもしれないですが、大学生には授業の他にサークル、バイト、飲み会、恋愛などなどやらないといけないことが多すぎます。これを全て両立することは物理的にかなり難しいので、バイトをたくさんしている人やサークルにガチコミットしている人は文系に比べて少ないように思います。
授業の内容も本格的でかなり専門的なものもあるので人によってはめちゃくちゃハマることもあります。ハマった授業の勉強をしているときは自分がどんどん頭が良くなっている気がして楽しくて仕方ないです。理工の授業はもちろん辛いことも多いですが、知的好奇心をバシバシ刺激されます。たまらないですね。
(男子校かと思ったわ)
テスト期間~かけがえのない青春~
単位は鬼です。まず楽単という概念がありません。これから話す内容は文系のみんなにとっては本当にあった怖い話レベルに怖い話です。本当に怖い。
理工学基礎実験は理工生必修なうえに2回遅刻or欠席で落単。しかも2回落とすと留年。
大事なことなのでもう一度言いますね。
理工学基礎実験は理工生必修なうえに2回遅刻or欠席で落単。しかも2回落とすと留年。
どうですか、怖いですよね。大事な授業であるのはわかりますが本当にめちゃくちゃ厳しいです。実験はマストです、必ず出ましょう。僕は38℃の熱が出てた日も普通に行きました。
もちろん文系みたいに出席できればとかレポートさえ出せば単位が取れる的な授業はほとんどないです。授業もちゃんと出た上でテスト勉強もきちんとする事が求められます。平常点10%テスト90%とかが普通です。すげえ怖い。
そんなテスト勉強ですが、テストの難しさは本当にその先生次第です。優しい先生だと高校までの知識のストックだけでいけるものもあったりなかったりと言われています。もちろんゴリゴリに勉強しても全く分からないようなテストもあります。要は運です。
やはりハードなテスト勉強を要する理工学部、単位取得のためにも賢い友達や頼れる先輩の知り合いを序盤から作っておくことが攻略のカギになります。過去問等も共有できるのがベターですが、平気で去年と違うこともあるので参考程度に勉強するのが吉です。
理工学部にいる以上は勉強からは絶対に逃れられません。しかし友達と一緒に勉強したあのテスト期間、誰もが「転部したい」と囁くなか、テストを乗り切った達成感は何にも代えることができない、かけがえのないものです。実は一番青春してる学部なのではないかと、心からそう思います。
まとめ
何かと文系とのギャップに苦しむ日々が続くけれど、授業の質だとかキャンパスの設備は文句なしに素晴らしいです。自分が興味を持っているものを極めたい人、自分を高めたい人、やりたいことを見つけたい人、何かにチャレンジしたい人には理想の場所なのかもしれません。
単位取得は修羅の道ですが、そんな理工学部生のテスト期間をワセアド、いや全早大生は応援しています!!!!頑張れ理工生!!!!!