早稲田大学学部解体新書~教育学部編~

こんにちは!ワセアド編集部です。
国公立二次前期試験も終わり、私立大学では続々と合格発表が始まっていますね。受験シーズンももう終盤、いかがお過ごしでしょうか!!

「早稲田大学学部解体新書」もはやくも5学部目、今回は、教育学部編です。
さっそく始めていきたいところなのですが…
教育学部は珍しく文理両方の学科が存在しています。学科・専修の数はなんと12!!数が多いだけあって、その意見は様々です。
「人種のるつぼ」と呼ばれるほど多様性に富み、色んな人が色んな勉強をしています。そんな訳で、理系学科に通う筆者と、文系学科に通う友達との意見を織り交ぜて書きました。ぜひご覧ください!


(言わずと知れたチベット)

※この記事は現役早大生により作成されたものであり、取材等も一部の学生にしか行っておらず、内容もあくまで主観に基づくものですので、その点ご理解ください。

学科が超仲良し!!

 前にも書きましたが、教育学部の学科・専修の数は12にも及びます。本当に色んな人がいるんです。なので「文化構想学部といえばキラキラ」とか「チャラ商」のような、「教育学部といえば○○」ってあまり思い浮かびません。筆者の友達に聞いても、「ウェイしかいない(公共市民学専修)」、「ウェイがいない(生物学専修)」、「内部生が多い(複合文化学科)」など、学科によってイメージは本当に様々なんです。

私の通う理系学科の友達に聞いた意見で多かったのは、「複文はキラキラ」です。
確かに、複合文化学科はおしゃれな美男美女が多く、にぎやかなイメージです。一度理学科と複合文化学科が入り混じるイレギュラーな授業があったのですが、陰と陽の境目がはっきり見えました(笑)

一方でこんなキラキラな人たちが存在するかと思えば、めちゃくちゃ真面目な学生もいます。筆者が一年生の時の中国語の授業で遭遇した出来事なのですが、1限の授業開始の30分前から毎回漢文について二人で議論している国語国文学科の学生がいました。すごい…!!

こんな感じで学科によって色んな人がいる教育学部ですが、共通して言えるのは、学科がとにかく仲良しなことです!おそらく、どの学部にも勝る要素だと思います!少人数の授業が多く、理系は実験、文系は発表などで同じ学科の人たちとたくさん関わることが多いのでずっと一緒にいる分、仲が深まりやすいんですね。最高!!!

(廊下 高校かと思った)

学科によって全然違う授業

教育学部は学科が細かく分かれているので、少人数の授業が多めです。まるで高校のクラス。「大学は自分で友達を作りにいかないとぼっちになる」と、入学前にどこからか聞いて焦っていたものですが、そんな心配は無用でした。先ほども言いましたが、大事なことなのでもう一度!(笑)学科で本当に仲良くなれます!自慢!

基本的に学科単位で授業を受けるのですが、ほかの学部と同じように色んな学科が混ざって受ける授業もあります。学科が混ざって受けるのは、第二外国語、一般教養、英語です。
学科内は仲良しになりますが、他の学科の友達を作る機会は意外とこの三科目くらいなので地味に大切になってくるかもしれません。

そして、大学生が授業で最も重要視するといっても過言ではないのが、そうです。出席
これに関しても学科によって意見はまちまちですが、ざっくり言えるのはやはり文系よりも理系の方が忙しいということです。文系は他の文系学部と同じく、レポートやテストを重視する授業やいわゆる「楽単」もあります。一部の文系学科の友達によると、ほとんど出欠は取られない授業もあるとか…。これはもう理系大激怒案件です。理系学科にいる学生に出席がない授業はほぼありません。出席カードの提出による出欠ならまだましな方で、「○○さん」「はい」という、高校のような出欠の取り方されます。どうあがいても誤魔化せません。理系は出席をちゃんとした上で実験レポートの提出(手書きのものも…)やテストなどもあるのでやはり忙しいといえるでしょう。

テスト期間はやはりそれなりに忙しいですが、教育学部は学科で仲良いことが多いので、みんなでテスト勉強したりもします。テスト期間ずっと一緒に勉強をするのでテストごとに同期の絆が一層深まったりします!!

逆に一人で勉強すると色々きついものがあるのでやはり頼れる友達がいるかいないかは結構大事になってくるかもしれません。
出席をあまりしていなかった人は同じ学科の先輩か、先輩と仲の良い友達に必死に媚びましょう(笑)優しい友達ならきっと助けてくれるはずです!!

(ラウンジ)

みんな大好きチベット

早稲田の教育学部と言えば、なんといってもその学部棟、16号館です。アピールポイントはありません。アピールポイントはないんです。言わずと知れた「チベット」です。お察しください。多くの教育学部生は、主にこのチベットで授業を受けています。チベットは果てなのでWi-Fiという概念があまりないです。その日の調子でネット環境が左右されることもあるとかないとか…。なかなか限界ですね。理系だと6号館ですが、別に綺麗ではありません。地元のちょっと良い公立高校みたいな感じです。

しかし、そんな学部棟に恵まれない教育学部生にもオアシスが!
実は、14号館(社学の学部棟、めっちゃ綺麗)での授業がチラホラあります。当たりの授業です。昼休みに14号館の生協にいる学生は、半数ぐらい教育学部生が混ざっていると思います。多分。

まあ何かとマイナスイメージがつきがちな教育学部棟ですが、なんやかんや住めば都です。
慣れますし愛着もわきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
色んな人がいると言われる早稲田大学の中でも、教育学部はおそらく、特にそれが顕著です。まさに「人種のるつぼ」教育学部は、たくさんの面白い人、尊敬できる人、親友や(もしかしたら)恋人にも出会えること間違いなしです!!

なんだかんだで愛着がわいてしまう校舎と、アットホームで楽しいキャンパスライフがあなたを待っています!!!

この記事をシェア!