学会チャレンジレポート

はじめまして。公認企画サークルWalkin’代表おーのです。


Walkin’の「明日自慢できるバカをしよう」そして自分個人の「早稲田を変えるのは企画」をモットーに日々ふざけています。今回はその企画の一つ、学会チャレンジの全貌を公開したいと思います!

学会チャレンジとは

戦場は、早大生のソウルフード「ワセメシ」の一つ武蔵野アブラ学会。

学会には油そばを20回食べるとゴールドカードになるポイントカードがあります。今回の学会チャレンジは、その学会の油そばを1週間(3食×7日)食べ続け、ゴールドカード最速記録を出すというとんでもない食ハラ企画でした。

なんでこんな企画やるの?

まず私は「金」が大好きでした。金メダル、お金、金塊…と「金」がつくものは夢のように感じて20年間生きてきました。

ただここで問題なのは「金」をゲットするのには時間がかかる。金メダルも4年に1度、お金も金塊も一朝一夕では手に入らないですよね。

なんか手っ取り早く「金」手に入らねぇの??

そんなところに…

武蔵野アブラ学会ゴールドカード!

これだ、、、我ら早大生にとってこの世で一番輝く「金」ではないか!

しかし先ほども言ったように、ゴールドカードを手に入れるためには20杯も油そばを食べないといけません。やはり「金」までの道は長いのか?また俺はあきらめてしまうのか?

…20食連続で食ったらよくね??

気が付いてしまったんです。ここで金>健康という方程式が完成しました。
そして、さらに気が付いてしまいました。
早大生にとって最高の名誉とも言えるゴールドカード。それをどの早大生よりも最速でゲットしたら「明日自慢できるバカ」と言えるのではないか

しかも、

ゴールドカードを持っている人はたくさんいるが、その速さでアブラ学会に名を刻んだ者はいない。この早稲田にクレイジーな名を刻む大チャンスではないか!

やるしかない。
「金と名誉」のために死ぬ。それを正当化する遺書の内容を考えながら企画をつめていきました。

問題発生

「金」を得るまでの「金」がない

世知辛いこの世の中、悔しくもゴールドカード20食分お金の持ち合わせがないことが判明しました。実は私、水道が止まってしまうほどの貧乏一人暮らし生活をしていまして

食えて630円×4杯分程度の所持金で生きていました。なかなか企画実施に踏み切れずにいたところ、元早稲田王の西江健司さんがこんな募集をしていました。

1番下らない事に使ってくれる方に1万円

これしかない。
面識はなかったのですが思い切って応募させていただいたところ、なんと採用していただきました!

1週間油そばだけ食べて体内をアブラまみれにする早大生

アブラと金に犯されていた私は630円×20杯という計算をし忘れ、1万円では実現できないというありえないルール違反をしたにも関わらず、ご厚意で10000円+3000円の特別融資をいただきチャレンジすることになりました。

その時は感謝で涙とアブラが止まりませんでした。本当に感謝です。

学会1週間でわかったこと

ここからは「学会を1週間連続で食うとこうなる」という視点でお届けしたいと思います。みなさんがもしそんな状況になったときの対処法として読んでいただければと思います。

縛りはやってはいけない

何度でも言います。縛りはやってはいけません。きつすぎたこの企画のルール(縛り)を紹介します。

①普通油そば&大盛縛り

予算の関係でトッピングや違う味などの贅沢はなし。そして「並盛と大盛が同じ値段」という学生に優しいサービスがここで暴力に。大盛のボディーブロー感がすごいです。

1杯目を食べるときに「値段同じだったら大盛だよな?」と言われ、二つ返事で「もちろんです」と答えてしまい爆誕したこの縛り。当時の自分を殴りたいです。

②学会のみ縛り

飲み会に行っても何も食べられない。チバちゃんに行った日が一番地獄でした。お通しすら食べられません。

ただ、そのお通しを友達にあげると喜ばれるので周りからの好感度はあがる縛りでした。しかもお酒は飲めるので楽しかったです。「酒と学会の1週間」という健康生活でした。

③1日3食縛り

10:00-17:00のバイトの日が地獄です。10:30オープンのお店なので朝食べに行けないのです。その結果、バイト終わりの18:00ごろに朝と昼の分の大盛2杯を一気に食うという暴挙に出ることになります。みなさん、学会チャレンジは計画的に。

これらの縛りをしたことでかなりキツイものになりました。全部ほぼ自分で決めたのですが、ひとつ確実に言えることは、縛りは3つもいらないです。

副作用がえぐい

学会を1週間食べ続けるという偏った食生活。毎日食べ続けるとあらゆる症状が体に出てきます。

・朝、水を飲むとアブラの味がする
前日にいくら歯を磨いても朝一発目はアブラの味がします。ただ、学会が大好きな人にとっては一番の幸せです。朝、彼女の髪の香りで起きるのと同じ感覚。

・アブラ依存症になる
いくらお腹がいっぱいでも頭がアブラを欲します。緑茶がさっぱりしすぎてオリーブオイル入れてやろうか?と思ってしまった時は真剣に通院を考えました。

・学館(学生会館)を学会と言ってしまう
学会を食べた後に学館に行くことが多かったのですが、食べ終わったあとの「この後どこ行くの?」という質問にもれなく「学会」と答えてしまうようになります。言いすぎて週末には口が「学会」と言いやすいように変形し始めました。

・明らかな体重変化
これが一番大きな症状です。武蔵野アブラ学会の油そば大盛は店員さん曰く約〇〇kcal一般男性の1日の標準摂取カロリーは1800kcalほど。1週間にすると○○kcalのオーバー。一目でわかるほどの体重変化をします。

一週間で+5kgです。先週着れた服が着られないというレアな体験ができます。

ゴールドカードは1週間で手に入る

胃と身体にムチを打ち続けた1週間。ついに学会チャレンジ達成いたしました。ラスト1杯はダブダブダブ(野菜ダブル以上、肉ダブル以上、アブラダブル以上)を完飲し、学会チャレンジ完了

この瞬間ゴールドカードを手にしたと共に「ゴールドカード最速記録保持者(おーの調べ)」の称号を得ました。武蔵野アブラ学会早稲田店の壁にこんなポスターが貼ってあります。

インスタで映えますのでお店に行った際はぜひupしてみてください。

終わりに

今回のチャレンジ、実は裏で友達と食べに行く縛りをしていました。他のサークルの代表やそのメンバー、学部の友達、Walkin’の先輩後輩、元早稲田王のお二方とご一緒させてもらったり、学会チャレンジで初めて話した人と食べたりと、いつの間にか学会を一緒に食べることでいろいろな人と繋がっていました。

「早大生は酒で分かり合う」と思われがちですが酒だけじゃないなと気づかされました。

「早大生はアブラで分かり合う」

とてもいい言葉だと思いませんか?歌でも作ってロータリーで歌おうと思います。

また、この縛りによって自分が20杯食べるうちに計43人と行ったので、1週間で43杯分の経済効果を生んでいて笑いました。一緒に食ってくれた方、応援してくれた方、何より出資していただいた西江さん、そして何杯食べても飽きさせない武蔵野アブラ学会、ありがとうございました!

緊急告知

記事がこれで終わりだと思ったあなた。この学会チャレンジには続きがあります。こんなところで終わるはずがありません。

学会ブラックカードチャレンジ。3食×10日で学会を食い続けることになります。

この企画のスゴイところは、何と言っても序盤であれだけ推していた「金」を手放すところですね。ゴールドの先にあるものを見たい。そう思ってこの企画にチャレンジすることにしました。企画の詳細はこちら。縛りも継続します。

そして実行する前に「学会チャレンジ募金」を決行。既に630円を30人からいただき企画資金とさせていただきました。ありがとうございました。更にきつくなると思いますが、なんとしてもやり遂げます。応援よろしくお願いします!詳細やチャレンジの様子は後日Twitterにて更新します。乞うご期待!

この記事をシェア!