縛り①サーキット縛り
プレイ概要
サーキット用のヘルメットを被り、女性用のスクール水着の上から、さらにスパッツを着用。そして、100km歩く道中、腹筋と腕立てとスクワットをそれぞれ55回ずつ行いました。
―――え?それぞれ55回???
はい、それぞれです。2日間で40から50の曲がり角、つまり合計7000回以上の筋トレしたんじゃないでしょうか。あ、ちなみに、休憩所では休憩できません。ずっとサーキットトレーニングしなきゃいけないので、自主的にシャトルランしていました。
―――いや、え?
一区からくそ辛かったですね。辛いなんてもんじゃなくて、筋トレ中ずっと「昂揚会◯ねよ」って叫んでました。
一番つらかった区は?
最初からずっと辛かったです。あ、実は、100ハイの前に人生ハイクをしてました。自分の通ってた小学校や中学校などを巡って、本庄市についた時点ですでに180km歩いた状態だったんですよね。
正直、我に返って後悔した回数
5日間ずーーっと後悔してましたね。数え切れない。
やってよかったこと
筋トレ中にみんな「がんばれ」って言ってくれるので、人の温かみを感じられます。普段引きこもりで外に出ない分なおさら。まあ、「がんばれ!」と「つらそう…」半分ずつくらいだったんですけど。
来年の縛りプレイヤーへ
リタイアっていうのは、昂揚会に負けてるってこと。何があっても、リタイアだけはしないで欲しいです。
※(ライターより)あくまで、ご自身の体調と十分に相談してください!
縛り②ゴジラ縛り
プレイ概要
ゴジラ松井ということで、金属バットと、10kgの土と石入りのエナメルバッグを持って、金属のスパイクを履きながら100km歩きました。それに、休憩所では素振りと声出しをしなきゃいけないので、黙々とやってましたね。
一番つらかった区は?
5区ですね。熱中症でめまいが来て、これ以上歩けないとリタイアしました。
正直、我に返って後悔した回数
後悔はないです。ただ、2区や3区でペースを合わせて一緒に歩いてくれた人に対しては、リタイアしてしまって申し訳ないなと。
やってよかったこと
スパイクが金属製なので、歩いてると音が鳴るんですよね。なので、その音で色んな人に気づいて応援してもらえたので、それが励みになりました。
来年の縛りプレイヤーへ
やっぱり、1人でずっと歩くのは心細いので、友達を巻き込んで一緒に歩いてもらうのが大事だと思います。
縛り③ゴーゴーファイブ縛り
プレイ概要
5人1組になって、全身色違いのタイツを着用し、100Lの水の入ったドラム缶を神輿で運ぼうとしました。ただ、200m地点であまりにも重すぎて、神輿が落ちて壊れてしまいました。
その後、2kmほど100kgのドラム缶を転がしていたんですが、坂道に入ったら本当に人を殺しかねないので、やむなくリタイア。
ただ、ゴーゴファイブ解散後も、水100L抜いた状態で歩き続けました。ドラム缶(15kg)だけ持って、飛脚のようなスタイルで交代しながら行きました。
一番つらかった区は?
ゴーゴファイブだと、最初の200mですね。
飛脚スタイルで言うと、2区です。友人と2人で運んでいたのですが、途中友人の肩が限界を迎えてしまって、一時的に1人で15kgのドラム缶をもっていたときが相当キツかったです。
縛りプレイのために色々な人に助けてもらったり、沢山の人から応援もらいました。それなのに、失敗してしまった悔しさと申し訳なさから、100ハイ後に頭を坊主に丸めました
正直、我に返って後悔した回数
後悔はありません。ただ、今年はお題が難しかったなぁ…と。戸山公園で練習した時は行けたんですけどね。
やってよかったこと
人の暖かさを感じられるというのは、やはり一番大きかったです。お互い、極限にキツイ状態で励まし合うという経験も、100ハイでしか味わうことができないのかなと。
来年の縛りプレイヤーへ
縛りプレイは、ゴールが大隈講堂と決まっています。そのため、そのゴールまで「楽しむ」ということが何より大事です。
縛り④キラ女縛り
プレイ概要
キャスター付き椅子(10kg)を、ずっとコロコロ転がしながら、5cmヒールのサンダルを履いて歩く縛り。階段では10kgのイスを持ち上げて運んでました。それに、当日は炎天下の中、顔全体を覆うマスクと金髪のウィッグもつけて歩いていました。
―――…なんでイスとマスクなんですか?
キラ女→Instagram→インスタ→イスタ→イス
キラ女→Snow→犬のフィルター→犬の顔の描かれたマスク
ってことらしいです…。
―――………。
一番つらかった区は?
2区と3区ですね。イスを押しながら歩くことに慣れていないので、午前中に体力が削られました。もうボロボロになってしまって、歩道歩いている時にも車道側にフラフラいってしまったり。今年100ハイは4年目なんですけど、今までだったら明るい時間に通れていたポイントを、夜真っ暗な中通るというのは、本当に絶望感がありました。
あと、イスよりも犬のマスクが一番キツかったですね。当日は真夏日だったので、口と鼻を覆ったマスクしてたらホントに過呼吸気味になっちゃって…。
ウィッグは途中で飛ばされたんですけど、運悪く運良く後輩が拾ってきてくれました。イスのキャスターが壊れたらリタイアできると思ったんですけど、それも壊れませんでしたね。
正直、我に返って後悔した回数
ゴールした瞬間以外は、ずっと後悔してました。実は私、応募した時には酔っ払ってたんですよね。昂揚会の「明日縛りプレイ応募締め切り」っていうツイートの「締め切り」という文字の条件反射的に応募してしまって。「あ、締め切り!やばい!ださなきゃ!」みたいな笑
やってよかったこと
ほんとに、サポートしてくれたメンバーと絆が深まりました。ずっとわがままな自分のサポート回ってくれて、感謝しかないです。それに、閉会式でした学注がツイッターで話題になって、多くの人から「感動した」などの言葉を頂けました。100ハイに出ていない人にまで気持ちを伝えられて嬉しいです。
来年の縛りプレイヤーへ
普通にゴールしたければやらないほうがいいけど、ある程度の体力とガチの気力さえあれば、どうにかなります。周りの助けも必要だけど、ちょっとでもやってみたいと思うなら、是非応募してみてください。ああいう無茶なことは、学生のうちしかできないので!
まとめ
100ハイを楽しみ尽くした参加者の方々のインタビュー、どうでしたか?
インタビューをしていて、キラ女縛りのプレイヤーさんの「ああいう無茶なこと、学生のうちしかできないので!」というセリフが印象に残りました。
一見すれば辛くてやりたくないようなことにちょっと「無茶」して挑戦してみる、やるからにはラクな道よりおもろい方を選んで楽しみ尽くす、そんな姿勢が早稲田精神だったりするんじゃないでしょうか。
100ハイを通じてすっかり早稲田精神が昂揚して、みなさんの5月病も吹っ飛んだことでしょう。ありがとう100ハイ、ありがとう早稲田精神昂揚会!
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