みなさんこんにちは!!(こんばんは!)ワセアド編集部です!!
今回は、前回の文化構想学部編に続き、早稲田大学学部解体新書の法学部編です!!編集者は前回に続き、文構生なので法学部の友達数名にインタビューを行い、(なんなら文章も書いてもらい)、法学部のリアルを調査しました。
「陸の孤島」とも称される法学部はテストがしんどい、きつい、一ヶ月前から試験期間、陰キャ、などなどいろんな偏見があると思いますがそれらを一個一個検証していきたいと思います。ワセアド編集部の友達(男子2年)の内容を参考に、キラキラ法学部生(女子1年)、編集者(文構男子2年)のコメントを挟みつつ進行していきます。
刮目せよ!!!これが法学部のリアルだ!!!!
(法学部の学部棟 8号館)
※編集者は文化構想学部に在学する現役早大生です。またこの記事は現役法学部生数名に執筆を依頼し、それを元に編集したものです。
※取材等は一部の学生にしか行っておらず、記事もあくまで主観ですので、その点ご理解ください。
別に大人しくない…??
法学部は大人しくてチェックシャツを身にまとい、銀縁メガネをかけてて友達は六法全書、なんて思われがちですが実はそうではありません。意外とみんなワイワイ楽しく学生生活を送っています。実は文構並のキラ女も割といます。
ではなんで大人しいと思われているんでしょうか??
その答えはコミュニティにありました。
法学部は大体みんな「法律系サークル」に所属しています。(一番大きいところだと学部生の半分が入っているとか入っていないとか)
そんな人達は学部の外のコミュニティにあまり属していないので大人しいと思われてるんですね、法学部生からすると心外かもしれませんね。
ただ、法律系サークルをないがしろにしてしまうと、法学部における情報戦争に敗北してしまいます。法学部はテストがこの世の終わりくらい大変なので、友達と一緒に勉強したり、過去問を得ることができないと単位は簡単に何処かへ消えていってしまいます。情弱に人権はありません。また、法学部内での結束が固い法学部生たちは、もうすでに法学部内コミュニティが確立してしまうので、法律系サークルにコミットしていなかった勢はゼミに友達がいないという状況が生まれます。友達のいないラウンジは地獄と化します。執筆者は今期12単位落としました。あ、僕が陰キャなだけか。
キラキラ法学部女子からのコメント
確かに法サーに入っていないと単位はまじで厳しいですが、法学部サークルと外部のサークルを兼サーしてどちらにも友達がいれば、テストも失敗しないし、法ランにこもることもありません笑笑
編集者からのコメント
情報戦を制したものだけが、単位を取得できるんですね…。文構とは大違いだ…。
(法学部ラウンジ 意外と狭い…?)
(キラキラ法学部女子が入っているキラキラ法サー)
テスト期間が1ヶ月ある
法学部を語る上で欠かせないのがテストです。一年生のときから刑法、民法、憲法についての授業があり、2年、3年からは更に細分化されていきます。語学(英語2単位と第二外国語1単位)以外は全て法律科目の授業です。本当に覚えることが多いので大体テスト一ヶ月前から「テストやばくね?」という話がラウンジで頻発します(参考のために言っとくと、社学は3日前、文構は前日で大丈夫です)。
しかし法律系の授業は出席が基本無いので、極端な話授業に一回も行かなくてもテストが良ければ単位とれちゃいます。まあ逆にテスト失敗したら一発アウトなんですけどね。語学の単位を諦めてしまえば一年中夏休み!遊び放題じゃん!執筆者は今期12単位落としました。
キラキラ法学部女子からのコメント
コミュニティで人脈作っておけば、一回もいかない授業(法律科目)でも1週間前からガチればなんとか単位きたりもします。
まぁ法律科目は先生によって当たり外れあるから運もありますね。
編集者からのコメント
半期で1ヶ月ということは、実質4ヶ月に一回テスト期間が来るということで、つまり通学期間の4分の1がテスト期間ということですね。嗚呼、文構でよかった。
(大教室)
悪いこと言わんから授業には出とけ
単位ははっきり言って取りにくいです。授業に出なかったら痛い目見ます。出席が無いからって授業に行かないと大変なことになります。試験前日になって試験範囲をなんとか聞き入れて、担当の先生の教科書を手に入れて、レジュメをコピーさせてもらって、法サーのモカイ(模範解答)を入手して…とやることが山ほどあります。前日で間に合うほど法学部のテストは甘くありません。執筆者は今期12単位落としました。
キラキラ法学部女子からのコメント
前日まで準備をしなかった執筆者が悪い。
編集者からのコメント
法学部の大変さが身にしみてきました。12単位で耐えた執筆者スゴいなあ(?)。
(8号館入ったとこの階段 かっこいい)
法学部テスト期間あるある
テストのヤバさを皆さんにお伝えしたいのですが、文章にするとこのヤバさをどうにも伝えることができないので、箇条書きにしてみました
・テスト期間の法学部生の生活は受験生。バイトのシフトは0。
・8号館のゴミ箱はモンスターで溢れる
・朝から夜まで法の学読(学生読書室)が人で溢れる。本当に満席。
・他学部のラウンジ・学読も大抵法学部で溢れる。
・「なんで法学部に来てしまったんだ、文構にしておけばよかった…」と高3のときの自分を試験期間中最低3回は責める
・授業行かずに怠けた生活をしていた自分を反省して、来期は絶対真面目に授業行く!と毎回思う
キラキラ法学部女子からのコメント
確かにテスト期間は他学部よりきついですが、こんな経験はしたことがありません(笑)
執筆者は偏りすぎですね(笑)
編集者からのコメント
シンプルに可哀想。
まとめ
いかがだったでしょうか。テストがきつすぎるがゆえに法律系サークルが発達し、同じ学部に友達がいないとしんどいという発展のしかたをした法学部。まさに「陸の孤島」の名に恥じない、独自の文化を持ちます。しかし、(諸説ありますが)学部の仲間や法サーで居場所さえあれば、なんやかんや単位は来るという説もありますね。大人しい人が多いというイメージがあるこの学部ですが(実際はそんなことないそうですが)意外とコミュニケーション能力が問われるのかもしれませんね!!
確かに法学部は忙しいですが、法律科目にやりがいがあるのは事実です。「あの時頑張っておいてよかった」といつか思える日が来るのではないでしょうか。
法学部生をワセアドは全力応援しています!!!!!!!