未来ワセメシPayを調べたら、店長の想いがアツすぎた件。

油そば、早稲田、広研

いやぁ、油そば食べたいですね。

もし今大学通えてるんだったら今頃油そば食いまくって体重を5キロは増やしてることでしょう。いやもともとデブ?誰がデブやねん。(先日体重80キロ突破しました。)

ところで早稲田大学にはこんな言葉が脈々と受け継がれています。

 

 

「油そばを喰わぬ者、早大生にあらず。」

 

 

そうなんです。油そばを食べていない人は早大生では無いんです。
だからコレを見ている新入生は真の早大生ではありません。(思想ツヨイ!!)
二年前に油そば概論っていうイベントを大学が開いたくらいです。大学が公式で言ってるから。

(筆者は裏ルートで手に入れたこのTシャツ。大学が作ったんだから本当にすごい。)

絶対大学通えるようになったら油そば食べたい!
そんな筆者にこんなツイートが流れてきました。

え???油そばの前払いができる???
クソリツイートされてるじゃん!!!
コレが流行りのオンライン活動というものか。
ということで、このプロエジェクトを立ち上げた方、また、
東京麺珍亭本舗の櫻井さん、武蔵野アブラ學会の角幡さん、麺爺の石田さん
(以下、麺珍、學会、麺爺)に突撃取材しました。

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そもそも未来ワセメシPayってなに?

ツイッターではこんな感じで説明されていました。


なるほど、メチャクチャ簡単に買うことができそう。

要するに
LINE Payで先に注文しとく
→その画面を見せるとすでに支払いは完了し、そのチケットを使って油そばが食べられるっていうことなんですね。

筆者もとりあえずやってみました。


なるほど、たしかに簡単に買えるっぽい。
でもこれ、早大生の誰かがやりだしたらしい。誰なんだその人???

 

首謀者は下駄を履いて踊る人だった。

-そもそも何者なんですか???笑
二村:教育学部4年、二村祐介です。下駄っぱーずっていうサークルに入って練習長やってました。

(こんな人でした。右上は僕です。)
-この活動をやろうって思ったきっかけにサークルって関係あります?

二村:実は去年「*四谷大作戦」っていうイベントをやったときに、運営するための協賛金を學会さんに頂いたんです。普通の公演のときは、お金を頂いたお礼にパンフレットに広告を載せたりするんですけど、その時に粋なことしてくれたんです。

*たくさんのパフォサーが集まった超すげえ公演

-「粋」ってなんですか??笑笑

二村:たまたま四谷大作戦に出る友達に学会でバイトしてる子がいて、広告をその子を紹介するページにしてくれたんです。当日は店長さんが会議が長引いちゃって実際に公演を見に来ることは出来なかったんですけど、終わったあとにわざわざ来てくれて。お疲れ様って言ってくれたんです。そのときに「すげえこの人。」って思いました笑笑

-とても学生を大事にしてくれているんですね。胸アツ。

二村:それで、コロナでこんな状況になっちゃって。元々油そばが大好きだったのでなにか恩返しがしたいと思って、この活動をはじめました。

-いや、行動力すげえ。

二村さん:でも全然順風満帆ではなくて。もちろんこの反響だから、批判とかされることもありました。でも応援してくれる人のほうが多くて、「自分がやっていることは正しい」って確信することが出来ました。いろんなお店にヒヤリングに行っても力になれないこともあったし、システムを導入する費用とかもすごいかかるのでめちゃくちゃ大変でした。そこはなんとかなったんですけどね。(この話は後ほど詳しく!)

-これ前に聞いて驚いたんですけど、この活動でお金をもらってないっていうのも、すごい愛を感じます!

二村:お金をもらったら本末転倒だし、もともとあまり自分の名前を出す予定もありませんでした。何よりも大好きなんです。油そば。食えなさすぎて病気になりそうです。

-模範的国民が造就されてますね笑笑


(早稲田大学HPより引用。建学の精神ですね。)

二村:それで、準備から一ヶ月ぐらいで運用できる準備が整って。応援してくれる人の数もすごいです。多分どこの大学でコレと似たような取り組みをしても、一番成功する大学って早稲田だと思うんです。普通の飲食店プラスアルファの関係性が早稲田にはあると思うんですよ。それほど地域と密着してなにかできるのって僕たちのいいところだと思うんです。だから、これからも早大生全員でサポートして行きましょう!!

-終始アツいですね。なんだかお腹が空いてきました。油が足りねえんだ。

油そばの聖地を牽引する者。麺珍、麺爺、學会

-まず、未来ワセメシPayがすごい反響ですね。僕もSNSで買った人を何人も見かけました。

麺爺:現役で早稲田の方もそうなんですけど、OBOGからの応援もとてもすごくて。配達店長とかも今してるんですけど、たくさんの方が温かい声をかけてくれます。本当にここまでとは想像していませんでした。

麺珍:客足は少なくなってしまいましたが、逆に心の声というかそういう意味でお客さんとの距離を再確認しました。本当に感謝しか無いです。

學会:本当にありがたいです。屋台になっても店を続けようと思いました。

アツい…!僕も絶対行きます。(早大生の総意)

(麺珍亭の油そば。日本で初めての油そば専門店です。)
ちょっと突っ込んだ話なんですけど、ぶっちゃけこの三店っていわゆる「ライバル店」じゃないですか。その三店が手を取り合ってこういうプロジェクトをするっていうのは本当は少し複雑ではないですか…?

麺珍:正直ライバル店であることに変わりはないです。ですが、正直麺爺さんや學会さん、他の油そばやさんがなかったら麺珍もここまで来てないと思います。「學会さんが今こんなキャンペーンしてるから対抗しないといけないな」とか。味、麺などの質やキャンペーンなども、ここにいる方々がいなかったらたどり着いていなかったなと。
油そば業界では、早稲田、高田馬場周辺が「油そばのメッカ」みたいになってるんです。そういう風になったのも、僕たちだけではなくみなさんのおかげだと思います。

學会:學会が早稲田に店を構えたとき麺珍さんがいて、学生さんにめちゃくちゃ人気だったんです。それでオープンしてすぐあとに麺爺さんができて。その時はかなり追い込まれてしゃがみながら悩んでまかない食べてました。その中で生き残るにはぜんぜん違う特徴を出さないといけなくて、その中で試行錯誤して油そばを完成させたのは間違いないです。太麺なのか細麺なのかなど。無限ライスもその一つですね。あとツイッターも。

-ここであの「チン正男」の誕生秘話を聞けるとは…笑

學会:油そば専門店に限らず、早稲田の店ならそうだと思います。僕も早稲田周辺の飲食店の油そばに限らず他のお店のキャンペーンや企画などは自然と耳にするので確認するようにはしております。

麺爺:僕も全く同意見です。例えるなら、巨人と阪神みたいな感じですかね??
阪神ファンは巨人のこと嫌いだけど、いなくなられても困りますよね。それです。

-ドラゴンボールみたいですね。悟空がベジータと戦ってたらそれよりも強い敵が現れて、いつの間にか一緒に戦ってるみたいな。

 


(學会の油そば。一度食べたら忘れられなくなる味。)

 

-この前払いシステム、麺爺さんが元々使っていたシステムが使われていますよね。自分の店のシステムを他の店でも使うってなんというか、本当に悟空とベジータみたいです。

麺爺:システム会社さんともかなり話しました。0から10まで僕が教えるから許してくれって言ったら、「そこまで言うなら… 」って承諾してもらいました。値段的にもかなり便宜を図ってもらえたのですが、二村くんの熱意もすごい伝わってきたからこそ、未来ワセメシpayは実現できたと思います!本当に感謝しています…!

-なんていい人たちばかりの世界なんでしょう…!
さっき、早稲田が「油そばのメッカ」という話があったと思うんですけど、この周辺の油そば人気は本当にすごいですよね。

麺珍:有名なツイッターアカウントのアンケートで、「ワセメシといえば?」というものがあったんです。結果は80%が「油そば」と回答してたのを見たことがあります。だからこそ、ワセメシを僕たちが牽引していかないと!って思います。

學会:僕も、この取り組みは油そばだけで終わらせたくないんです。協力できるところでみんなで協力していきたい。その中で油そば専門店が引っ張っていってるだけだと思います。先日消毒用のアルコールがたくさん届いて、近隣のお店に配ったんですよ。ささやかですけど、こういう小さな助け合いを大切にして行きたい。

麺爺:この話を二村くんにもらったときにまさか地元のワセメシを救おう、という規模になるとは思っていませんでした。でも、細かいこと言ってられないですよね。地元の人や早大生の声を聞いて、なおさらやらないといけないと思いました。


(麺爺の油そば。色々な種類から好きな味が選べる。)

-最後に早大生に一言もらってもいいですか…?

麺珍:僕にはある野望があって。「油そばをラーメンを超えるジャンルにする」というものです。いつかは麺類と言えば「うどん、そば、油そば」にしたい。本物の油そばは早稲田にしか無いと思うんです。そうなったときに、ワセメシとして他の店の方がとは一緒に盛り上げていきたいと思います。早大生にはそんな場所にいるってことを誇りに思ってほしいです。
また、今回のプロジェクトで改めて、早大生がいて初めて麺珍の存在意義があるんだと再認識しました。本当に感謝してもしきれないし、何かのカタチで返さないと行けないと思ってます。死ぬ気で頑張るよ。

學会:飲食店に限らず、今は困難な時代だと思います。自分だけ助けてほしいとは思ってないんです。学生、ライバル店が今手を握っている状況で色々なメッセージもらうと、胸に来るものがあります。今回の反響で、見捨てられてないってことが確信できました。
早大生に対しては、このプロジェクトに限らず色々な立場の人がいるけど、色々な人たちでお互いを助け合ってほしいです。たくさん応援してもらえてて、こんなこと言ってもらえるんだったら、どんなカタチでも絶対店を残したいです。

麺爺:ただの油そばで、こんな反響があるなんて思っていませんでした。でもこの反響こそが、私達が早稲田に残り続けないと行けないという意味でもあると思うんです。だから、今はライバルではなくて仲間として、このプロジェクトができて本当に心強いです。
今回たくさんの支援を頂いてますが、本当に感謝してます。結果がどういうカタチになるかわかりません。それでも學会さんとも被りますが、屋台になっても続けます。

-感動しました。そう言ってもらえると本当に心強いです…!

まとめ

いや、、、、なんというか、、、、アツすぎた。

アツすぎて体が油を欲している。

この記事を書いているときに僕は気づきました。早大生にとっての血液は油なんだと。

学校始まったら未来ワセメシPay使おうぜ!!!

リンクはこちら!

麺珍

學会

麺爺

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