こんにちは。
昨日の前編はすでにお読みいただけたでしょうか。これですよこれ!
22卒の就活はもう始まってるって本当!? 元トップ就活生に聞いた「マジでこれだけはやっておけ!」5選 -前編-
Aさんの熱いメッセージを受けて、聡明な早稲田生諸賢におかれましては、昨日から今日にかけてたくさんのESを出したことと思います。
…… 。
えっ?
出してない??
奇遇ですね。
僕も出してません!
大丈夫。まだ大丈夫。今から書こう。今から書けば大丈夫。せっかくWordを開いているので、僕も今から書こうと思います。さて、まずはマッキンゼーのESでも書くか……
・・・・・・
まじ?
ということで、今日も引き続き就活の記事です。もう同じ過ちを繰り返さないためにも、この記事を読み終わったらすぐにでもESに取り掛かりましょう。
③ Webテスト対策は一気に仕上げろ!
今回も引き続き、外資系戦略コンサルと総合商社の両方から内定を獲得した大阪大学4年生のAさんにインタビューご協力いただいております。
エントリー企業決めて、ESを無事に出せたとして、多分一番差が出るのがこのwebテストなんじゃないかって思うんですがどうですか?
まじでそうだと思う。特に外資系のコンサルとか投資銀行とかは応募者の9割がwebテストで足切りされるっていう話もあるよね。
ただ、○点以上取らないと絶対ダメ、みたいなのは実は嘘っぽいんだよね。
実は玉手箱とかSPIって企業側に届くのは点数じゃなくて偏差値みたいなスコアらしい。特にSPIなんかは正答率が高ければ途中で段階的に難易度が高くなっていく仕組みだし、純粋に得点率だけでは比較できない。
制限時間とかも自由に企業側で設定できるしね。○点以上じゃないとダメ!みたいなのには惑わされなくていいと思う。
よくあるサイト。こういうサイトの目次見るだけで怖い。そんなに何回も足切って言わないでほしい。
そうだったんですね!
じゃあ、実際webテストってどう対策すればいいんですか?
正直言って、webテスト対策に何時間も割くくらいなら一社でも多くエントリーするべきだと思う。
理由は二つあって、一つはさっき言った通り難易度も制限時間も会社によってまちまちだからテキストだけじゃ意味ないってこと。
もう一つは、webテストって結構同じ問題ばっか出るから、たくさんの企業解いてればおんなじ問題しか出なくなるってこと。
それは僕も思います。実は今年の3月くらいに就活してたいろんな先輩のwebテストを20社くらい後ろから覗かせてもらって練習してたんですが、10社目くらいからは4割くらいが同じ問題だったような気がします。
だから、練習の意味でも第一志望群じゃない業界にたくさんエントリーするってのはとても大事。
もちろん、自分でエントリーするってなったらそう簡単に何社も何社も出すのはかなり時間かかるだろうから、そういう意味ではテキストをあらかじめ一周しておくってのはアリかもしれないね。
ただ、何回かwebテスト受けてみて「これ、もしかしたらまじで全部webテストのせいで全部落ちてんじゃね?」って思ったら、がむしゃらにES出すよりも一回きちんとテキストやった方がいいかもね。
でも、テキストやるにしても1日徹夜して、5時間くらいで模擬問題4年分くらいどかーってやってしまうのが一番だと思う。
受験と一緒。
学校の授業受けてる暇あったら過去問解けって予備校の先生も言ってたし。
広研の部室にSPIの教科書置いてありましたけど、あれを一夜漬けで終わらせるのはとてもじゃないけど無理ですよ笑
僕は内部進学なんで受験のことはあんまりわかんないですが、結局実際にやってみるのが一番っていうことなんですね。
あと、コンサルとかだと玉手箱とSPI以外のちょっとマイナーなwebテスト出してくるとこもあるし、結局幅広くやるには実際に受けてみるしかないっていうのもあるね。
マッキンゼーなんかは去年まで独自試験だったらしいし(21卒からはSHLという会社の試験を採用しているそうです)。
④ 就活はチーム戦である!
あと、俺が言っておきたいのは就活はチーム戦だってことかな。
???詳しく聞かせてください。
さっき、就活は受験と一緒だって言ったじゃん。それと同じで、結局いい先生といい環境に身を置いたやつが勝つと思うんだよね。そういう意味での、チーム戦。
で、就活でのいい先生っていうのはOBとか、それこそ山本君からみた俺みたいな先輩とか。まずはここら辺を頼るべきだと思う。
例えば今はネット上とかに内定通過者のESとかたくさんあるけど、別にあれを見たからっていいESが書けるとは限らないよね。受験の国語の記述問題で、模範解答見たからって自分の回答がどれだけ部分点もらえるかって自分じゃ判断できないでしょ。
だから、ちゃんとわかってる大人に添削してもらわなきゃ。面接対策も一緒ね。
もちろん、俺がわかってる大人かどうかを判断するのは山本君に任せるけどね笑
説得力がすごいです……。でも先輩にES添削お願いするのって、ちょっと気が引けちゃうんですよね。
いやいや、俺みたいな就活終わった先輩なんて、むしろ後輩にカッコつけたくてうずうずしてるもん笑 自分が教えた後輩が内定とかとったらなって思うと嬉しいし。添削する側なんて気が楽なんだから頼っていいよ。
てか、山本君のESちょっと見せてよ笑
今見せるのはちょっと恥ずかしいんで後でお願いします!笑
ところで、さっき言ってたいい環境っていうのはどういうことを指すんですか?
ああ、いい環境っていうのは周りも一緒に就活ガチってくれる環境。そして、落ちたら一緒に笑ってくれる環境。
就活なんて、どんなにうまく行ってる人もエントリーした企業の8割は落ちるわけだから、いちいち落ち込んでたらキリないし。落ちたらちょっと愚痴って、次のES出す気持ちに切り替えられるような友達が周りに一人でもいたら強いよね。
確かに。僕もグダグダ言ってる場合じゃないですね。頑張ろうと思いました。
⑤ サマーインターンに全敗した、未来の君たちへ
最後に一個いいかな。
はい、なんですか?
なんか俺も、別に偉そうに後輩に就活論語れる立場じゃないとも思うんだけど、せっかくこういう機会あるから一個言っておきたいことがあって。
さっきも言ったけど、俺はサマーインターンなんて最悪全敗してもいいと思ってて。もちろん、一部の外資系企業はサマージョブに参加しなかっただけで門が閉ざされてしまうっていうこともあるから一概には言えないんだけど。
でも実際3年の1月までに早期内定(内々定)獲得した21卒って確かちょうど1割くらいしかいないんだよね。だから、別にサマーインターンって絶対に参加して何か爪痕残さないと終わりってわけじゃなくて。
むしろ、ほとんどの人にとっては就活の準備期間に過ぎないなんだよね。
だから、さっき言った通り別に落ちたところで落ち込む必要はなくて。むしろ周りがサマーインターンに参加してる時間で一生懸命何かに打ち込めば、十分就活に役立つ経験できると思うよ。
もちろん、全力で取り組んだ結果落ちちゃった場合の話だけどね。最初っから手抜きするような人はうまくいかないと思うよ笑。
すごく耳が痛いです笑。でも、すごく熱い話で心に響きました。
本当に、急に深夜に電話かけたのに2時間もインタビューに付き合っていただきありがとうございました。すぐにでもこの記事公開したいです。
こちらこそ、なんか言いたいこと言えてスッキリしたわ。まあ、もちろん俺の言うことを鵜呑みにしちゃダメだよ。サマージョブで人生決まる人もいるしね。まあ、とにかく頑張れ!
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いかがでしたか。
僕はAさんが最後に言っていた「サマーインターンが全てではないけど、、選考に本気になれないとダメ」という言葉がとても心にささりました。
この記事が、今就活に対して漠然とした不安や疑問を抱えている人たちにとって少しでも助けとなったとしたら嬉しいです。
改めて、インタビューに協力してくれたAさん、本当にありがとうございました!
ではまた今度!ES出そうね!