"ワカモノ文化"発信コンテンツ

「早稲田大学男子チアリーディングチーム SHOCKERS」インタビュー!


早稲田大学広告研究会が早稲田祭2014で取り上げるテーマは「ワカモノ文化」。“若いからこそ湧き出る活力や熱意から生まれる面白いモノ”を発信し、応援します。

“ワカモノ文化”発信コンテンツ第一弾は、「早稲田大学男子チアリーディングチーム SHOCKERS」へのインタビュー。今回は、早稲田大学3年生・野村啓介さんにお話を伺いました。

男子チアリーディングという特徴的なサークルの文化とは...!?


男子チアリーディングという珍しいサークルですが、普段はどんな活動をされているんですか?

主に高田馬場や早稲田、所沢などで練習をしています。男だけなので仲もとても良いですね。女性ではなかなかできないような技などが売りです。常に笑顔を心掛けて、スポーツに限らず色んなことで頑張っている人を応援したいと思っています。

早稲田祭2014でどのようなことをなさるのでしょうか?

ステージやイベントに呼んでいただいてパフォーマンスをします。3年生にとって、早稲田祭は集大成の演技となるのですが、早稲田祭って二日間で約16万人もの方が来場して、そのうちステージには例年2万人くらいが来るんですね。その2万人が僕たちの演技を見て、明日から頑張ろうと思ったりできるようなステージにしたいと思っています。

後夜祭にも出演なさりますよね?

はい。今それにむけて練習しているところです。僕の目標は、今年の早稲田祭のスローガンが「気づけ、キミも主役だ。」ということで、僕たちの演技を通してオーディエンスの皆さんに「自分も主役なんだ!」と気づいていもらうことですね。

活動がとても特徴的なショッカーズですが、他の団体には絶対負けられない点はありますか?

質問から少し逸れてしまうかもしれませんが、以前までは「ショッカーズが一番だ!」という気持ちが結構ありました。しかし、代表になってから色んな立場の人とお話する機会がたくさんあって、様々な早稲田生の存在に改めて気づかされました。今では、そんな彼らを応援している人でありたいなと思っています。

そんなこともあり、他のサークルに「絶対負けない」っていうようには現在は思っていません。僕たちはチアリーダーですが、そもそも早稲田生は皆チアリーダーなんです。早稲田生の誰しもが“頑張っている人を応援する気持ち”っていうのは絶対持っていて、根本的には全員がチアスピリットの持ち主だと思っています。そういう点では、「どのサークルが強い」ということはなく、皆平等です。まさに「気づけ、キミも主役だ。」ですね。

では、ショッカーズの活動で大切にしていることは何ですか?

僕たちはチアリーダーなので、笑顔を常に心がけています。チアリーダーという存在は人を応援する存在です。僕たちはパフォーマーでありチアリーダーであるので、スポーツに限らず色んな分野で頑張っている人達を応援したいと思って活動しています。

スポーツ大会以外でもパフォーマンスを披露することもあるのですか?

応援だけでなく、チアの大会、企画サークルのイベントやチャリティイベントなど様々なイベントに出演させていただいています。僕たちの演技を見てくれたオーディエンスの皆さんが「明日から頑張ろう!」という熱い気持ちを手に入れてくれたら、と思っています。

本番中に起きたハプニングなどはありますか?

演技中、皆無我の境地に行くわけですよ。演技中のことって、演技に集中しすぎて意外とワンシーンしか覚えていないんです。それで後で映像を見返した時にとんでもない方向に行ってしまい、お客様に近づきすぎてたり(笑)

そういう面も含めて、チアリーディングの良いところは、100回演技したら100通りの演技になるところだと思うんですよ。見るたびに違った一面が見えたりして、そういうのも面白いと思います。

活動の中で面白かったエピソードを教えてください。

男だけのチアグループなので、やっぱり男だけの集団ならではの面白いことは沢山ありますね。ここじゃ言えないようなこともたくさんあるんです(笑) 皆で食べたり飲んだりする時も男のノリでウェイウェイすることはよくありますね。

早稲田大学広告研究会は、早稲田祭2014で「ワカモノ文明開化」をテーマに4つのイベントを行うのですが、ショッカーズならではの文化はありますか?

早稲田大学広告研究会は、早稲田祭2014において、「ワカモノ文明開化」をテーマとし、「一人旅」「音楽フェス」「妄想」「ゲーム」をコンセプトにイベントを行います。ゲストは、六角精児、鹿野淳、安齋肇、加藤夏希!詳しくはこちら

一人一人にあだ名がついています。一年生が入部すると一列に並ばされて、そこでその子の今後の名前が決められます。例えば「たわし」だったり「もみあげ」だったり(笑)

ショッカーズは今年で11年目になるのですが、この風習は1期の時から続いていています。創始者の人達の考え方としては「男のチアっていうのはなかなか珍しく大学から始める人が多いから新しいことを始める時のきっかけ」であったそうです。

また、「新しいことに挑戦するのは簡単なことではなくて、新しいことに挑戦するのと同時に新しい名前を貰って頑張ってほしい」という意味合いもありますね。OBの方達も招いて行う納会などもあるのですが、その時には皆名札を付けてその名前で呼び合いますね。

あだ名はどういった基準でつけるのでしょうか?

ほとんどがフィーリングですね。山田→山→マウント→マウントポジション→プロレス、みたいに名前からどんどん連想ゲームみたいな感じで派生していって、しっくりきたものが選ばれます(笑)

最後に、来場者へ一言おねがいします。

今年のショッカーズのスローガンが“NOW or NEVER”です。「今が最後のチャンスだ」といった意味があって、今の代になってからはずっとこのスローガンを掲げて活動しています。僕たちも皆さんに支えられて、ハワイであったりディズニーであったり、色んな場所でパフォーマンスをさせていただいていますが、先ほども言ったように、その一瞬一瞬って結構最後の経験だったりするんです。

ショッカーズに限らず毎日生きていくうえで一瞬一瞬というのは“最後の経験”と同義だと思うんです。それを大事にしようって意味で“NOW or NEVER”っていうスローガンを掲げてやってきました。その一瞬一瞬にかける思いにも色々なものが詰まっていて、今しかできないチアを通してお客様に熱い気持ちを抱かせたり人生が180度変わるようなパフォーマンスをする自信もあるので、「明日から頑張ろう!」とか「新しいこと始めてみよう!」と思ってもらえるパフォーマンスを早稲田祭のみならず、これからの活動で目指していきたいです!

ありがとうございました!


■イベント情報

『SHOCKERS STAGE 2014 〜NOW or NEVER〜』

日程:2014年10月7日(火)
時間:開場 17:40 開演 18:20
会場:大隈講堂
※チケットは全席配布終了致しました。ご了承ください。

『SHOCKERS 早稲田祭出演情報』

日程:2014年11月1日(土)
①オープニングフェスティバル
②理工キャンパス(12:50〜13:20)
③パレード

日程:2014年11月2日(日)
①大隈講堂前(10:00〜10:25)
②戸山キャンパス(16:05〜16:30)
③エンディングフェスティバル

■関連リンク

公式サイト

@SHOCKERS_waseda