「そして紺碧の空へ」MV制作秘話~紺碧のうたプロジェクト最終章~

早稲田 早稲田大学 広研 ワセアド wasead

こんにちは!ワセアド編集部です。
今日で2020年が半分終わるのやばくないですか。
その半分のさらに半分はコロナって考えるとそれもやばくないですか。

私たちの大学生活返してくれ!!!!!

その気持ちをもってとりあえずこれ聴きましょう。

(ワセコレモデルさんがかっわいいのでプロジェクトに興味なくてもオススメ)

そういうわけで今回も紺碧のうたプロジェクトさんに記事を書いていただきました。早速どうぞ!

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お久しぶりです!

SHARP♯紺碧のうたプロジェクトです!

ついに先日、皆さまの多大なるご協力によりMV(Lyric Video)が完成しました!(さっき載っけたやつのことです!)

今回はMVが実際どのように完成していったのかをご紹介します↓↓

MVってどうやってできるの!?

【制作の流れ】

①作曲家交渉

②MV監督決定

③初稿音源完成

④ワセコレモデル決定

⑤コンテ完成

⑥撮影

⑦完成

 

当MVはこのような時系列で制作を進めました。

 

5月20日 作曲家交渉

最初にして最大の山場です。
何度も推敲した企画書を、奇跡を願って、レコード大賞受賞作曲家の杉山勝彦さんにお送りしました。
(企画書を送るまでに紆余曲折あり、代表は鬱になったりもしていますがそこは割愛。)

するとメールを送ってからわずか21分後、杉山さんからメールの返信が…

返答はなんと「前向きに検討します、ZOOMで一度話しましょう」とのこと。

これがどれくらい奇跡かと言うと、
元横浜ロマックが3割30本打つようなもの。

歓喜冷めやらぬ中、寝て起きたらZOOM会議。

2時間の対話を通して、なんと全面協力してくださることが決まりました!

 

5月26日 MV監督決定

5月初頭に公開した「紺碧の空プロジェクト※」で動画制作を担当してくれた元広告研究会の長谷川悠太に意見を仰いだ時、一人の男の名前が挙がりました。

それが稲場友亮。

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学生生活を送りながら、すでに映画やMVの撮影、編集を行っており、現在は早大生Youtuber「KURUKURA」として活動しています。すごい。

長谷川との話しを終えた直後電話をかけ、5分で即決。

期待値が爆上がりします。

※紺碧の空プロジェクト
→音楽サークルがフルリモートで紺碧の空を演奏したやつです。これです。

https://twitter.com/SHARP_2020_/status/1256523891318513666?s=20

(普通に12.8万回再生ってすごいな)

 

6月7日 初稿音源完成

5月29日〜5月31日までフレーズ募集を行いました。
(ワセアドでも紹介したこれですね!)

早稲田生の早稲田愛は本物なのか

そこで集まった早稲田全体からの想いをもとに、
杉山さんが作詞作曲をしてくださいました。

杉山さんはこの曲のために、
集まったフレーズを全て何度も見返してくださり、
さらには実際に早稲田へ探索に向かったりも…!

(馬場歩きの際の一番の衝撃は学生時代にもあったCoCo壱が潰れていなかったことだそうです。)

また、「直接早稲田生の意見を聞きたい」ということで様々な層の早稲田生とZOOMで意見を交わす時間を設けるなど、早稲田の”今”を曲にするために、本当にお忙しいスケジュールの中多くの時間をかけてくださいました。

 

6月14日 主演女優決定

わせプロさん全面協力のもと、ワセコレモデルさんが主演女優を務めてくださることに決まりました。

ZOOMで数回お話させていただき、イメージの共有を進めていきました。

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(可愛い無理可愛い)

6月19日 コンテ完成

大学からの制約に則り、全面オンラインでの撮影です。
女優さんにZOOM越しに動いてもらったり、部屋の間取りを写真で送ってもらったりしながら決定しました。

 

【追記】

コンテ作成中に「好きに夢中になっている多様な人間が集う場所“早稲田”を表現したい!」
という構想を思いつき、追加で出演者を集めることに…

・パフォーマンス
・音楽
・スポーツ
の3ジャンルに打ち込む早大生に急いで電話。
なんとみんな当日中に快諾してくれました。

好きに夢中になっている姿を、3ジャンル4人の方に表現していただくことにしました。

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6月24日 撮影終了!!!

ワセコレモデルさんの撮影を6月21日〜23日、好きなことに打ち込む4人の撮影を24日に行いました。

撮影はカメラを郵送し、ZOOMをつなぎ、指示を出しながら。

出演者の方には、自らカメラを動かしてもらいました。

女優さんとの撮影最終日は半日以上に及ぶなどハード極まりない撮影でした。

 

6月27日 完成

気づけばついに完成。見てない方は見ていただけると幸いです。

曲には早稲田でし描けない今が凝縮されています。
また、MVには、#MyWasedaで募集した写真に加え、合計166団体の体育各部・サークルにご協力をいただきました。

 

鬼のスケジュール

次に、フレーズ募集からリリースまで一ヶ月以内で行なった破竹スケジュールをご紹介します!

曲完成:7日

曲を作るのには大体2週間〜3ヶ月と言われています。(期間は曲による)
※参考リンク:http://gakie.jp/曲を作るのに必要な期間

しかも作詞作曲したのは、作曲界の大御所「杉山勝彦」さん。制作にかけられる時間は本当に限られています。

しかし、「そして紺碧の空へ」は1週間で完成。

杉山さんからは、音楽業界にこのスケジュールでお願いするのは破門されるよとサラッと言われました。ごめんなさい…

 

撮影期間:4日 

撮影には大体3週間〜1カ月ほど必要とされます。
※参考リンク:https://eizo-honten.com/colum/colum97.shtml

今回はロケハンがいらないリモートでの撮影だったこともありますが、1週間をきる4日で撮影を終えました。

 

制作:2日

編集も期間の相場は大体3週間ほどです。
※参考リンク:https://www.kartworks.com/guide/sche.html

それが2日間…。MV監督の稲場には一生頭が上がらないまま生きていくことになりそうです。

リモート撮影

コロナが流行る前には想像もしなかったリモート撮影。どんな風に行なったのか、2つに分けて紹介します。

好きなことに打ち込む4人】

24日しか時間が取れなかったので、それぞれ撮影時間を割り振りし、その枠内で撮影していきました。イメージ共有は基本口頭で。カメラは東京、神奈川、千葉にあるそれぞれの宅に郵送。

それぞれが自分の好きなことに没頭している姿を表現するために、どのアングルがいいのか模索しました。

【女優二人】

とにかく長丁場。

着られなかった春服、受験生時を表現するセーラー服など衣装も各自で用意してもらいました。

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お二人からの感想として、ズーム越しで指示を受けながら撮影することに最初は恥ずかしさがあったようですが、途中からは何も感じなくなり、ZOOMでの会話は演技の一切ない素での会話だったようです

最後に

この楽曲は、「早稲田とは概念である」という考えが軸となり作られています。

大学という一つの社であるというよりも、多種多様な人間が集まって形成しているのが早稲田なんだ、というのがこの曲の表す早稲田です。

「行きたかった場所は ただの大学じゃなかった だから君と出逢えた」

という歌詞は、まさにこのことを表現しています。

みなさんの心にある早稲田とはどういったものなのか、自粛期間が続く今だからこそ湧き上がってきた想いはどんなものか。

少しでも皆さんの心が明るくなれば幸いです。

 

多くの人との過分なるご協力により紺碧のうたプロジェクト『そして紺碧の空へ』MVを公開するに至りました。

これが完成ではなく、今後も目的である歌い継がれるうたとなることを目指し、活動を続けていきますので、引き続きよろしくお願いいたします!

改めて関わってくださっている方々、また視聴いただけた全ての方に感謝申し上げます!

ありがとうございました!

早稲田 早稲田大学 広研 ワセアド wasead

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みなさんMVもう見ましたか?
着られなかったタグが付いたままの春服とか、自粛前のカメラロールとか、スケジュール帳につけたバッテンとか、私じゃんってなりました。

この曲にさらに振りが付くそうなので今後もお見逃しなく!

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