第15代 グラフィック広告チーム 第2回活動
第15代グラフィック広告チーム 第2回活動 文化放送様 活動報告
第15代グラフィック広告チームの第二回活動のテーマは「人を行動に移す広告を作成し、広告の醍醐味を感じる。」でした。
このテーマに沿って、自分たちが普段あまり利用しないものを自分たちが使いたくなるような広告を目指し活動に臨みました。
今回私たちの活動に協力してくださったのは文化放送様です。『若者のラジオ離れ』という言葉をよく耳にする今を背景に「若者がラジオを聴きたくなるグラフィック広告」という課題を頂きました。
誰もが知っていながら触れる機会は少ないラジオを課題として扱う中で、実際にラジオを聞いてみてラジオの魅力に気づく会員もたくさんいました。
【課題概要】
課題:「若者がラジオを聴きたくなるグラフィック広告」
媒体:ポスター
ターゲット:若者全般
コンペ当日は、文化放送様の本社に招待していただきました。番組の公開収録をしているスタジオを会場として使用させていただき、休憩中には音響危機を使ってBGMを流してくださるなどラジオ局らしいエンターテイメント性のあるすばらしいクライアント様でした。
そして、今回のコンペで見事優勝した作品はこちら!
『これ、リスナーだけの特権。』
実際に課題に取り組んでいく中で、アーティストの新曲を初公開する場としてラジオが多く使われていることに気づきました。その他にもテレビではしないようなタレントのぶっちゃけトークなど、ラジオでしか聞けない情報があります。それを「リスナーだけの特権」とし、その強みを押し出す広告案を作成しました。
コピーだけでなく、ビジュアルにもこだわりました。実際のラジオの「特権トーク」を文字に起こし、ラジオの形にみたてて配置するとともに、カラフルなデザインとしました。この色味を利用して、電車の中吊り広告をカラフルに彩るという壮観な掲載例の提案もさせていただきました。
課題にあたるにあたってラジオを聞いてみて、「聞いてみるとおもしろい、ラジオならではの良さがある。」というのがチーム員の総意でした。利用してみると意外と良いというのはラジオに限らず多くの商品・サービスに言えることです。そんなプロダクトを利用するきっかけをつくる広告を目指し、これからも活動を続けていきたいと思います。